挫折から立ち直る3つの方法

ココロがポッキリ折れてしまった出来事。

弱り切って死にたくなるようなスランプ。

大きな挫折は誰にでもあります。

そこから立ち直る方法は、3つだけ!

ありふれた言い方、よく言われる方法ですが、

経験上、これしかないのだと思います。

3つだけですが、なかなかできない3つ、

「それができたら苦労しないよ」な3つ、

「でも誰でも必ずできる」3つ、です。


1、過去と訣別する

トラウマになった出来事は忘れようとして忘れられるものではありません。

悔しさ、みじめさ‥、私も何度も揺り戻されました(今でも揺り戻されます)。

「時が解決する」なんていうことはなく、

時間が経つほど感情は増幅されて苦しみます。

 

ただ悲しいことに、「過去は変えられない」ことも確かです。

どうにか、その出来事と訣別して、前に進む必要があります。

その出来事を思い出して負の感情が沸いてきたら、

少しでも早く、意識的に、頭の外に追いやる。

一時的にせよ、気持ちを切り替え、ハッピーに感じる方法、

例えば、「この曲を聴く」「家族写真を見る」のようなリストを、

作っておくといいかもしれません。

ゲームや読書、映画などの趣味に集中するのもいいですね。

飲み会など、いわゆる気晴らしの予定を次々に組んで、

つい頭に浮かんでくる嫌な出来事を、

できるだけ短い時間で、あの手この手で追い払うのです。

 

学校のいじめに悩む子が、学校の外の世界を知らないように、

あなたもトラウマになった出来事を、

できるだけ遠くから俯瞰で捉えるようにしてください。

今の価値観だけじゃない、もっと世界は広いのです。

ひとつ上の次元に立つ、ひとつ上のステージから見る、

その出来事をちっぽけなことに思えるようにしていきます。

 

そして、あなたがいま願うこと、いま欲しいものを、

具体的に考え、強く願い、イメージします。

トラウマになった出来事をうじうじ考える時間を、

「いま」の願いを叶える「これから」をイメージする時間に、

大きくシフトする訓練です。

 


2、カラダをつくる

まずは、カラダづくりから。

日々のカラダづくりが、ココロも健康にする。

ココロとカラダが健康になれば、挫折からも立ち直れる。

というのが、「ココカラノート」の趣旨です。

 

1の「過去と訣別する」は、なかなか難しく、

どうしても揺り戻しが来るものですが、

その点、2の「カラダをつくる」は、

やればやっただけ目に見え効果もわかります。

 

具体的には、運動と食事。

運動は、「朝1時間の早起きを」「日常ウォーキング

月に1度の「山歩き」」「魔法のヨガストレッチ3つ」など、

食事は、「年に1度の「3日断食」」「発芽酵素玄米のススメ

理想の食事は「素材食」」「空腹を楽しむ空腹健康法」など、

このサイトにココロとカラダに確かに効く方法を集めていきますので、

気に入ったものからどんどん試して習慣にしてみてください。


3、何かを始める

意識して何かを始める必要があります。

仕事でも趣味でもボランティアでもいいと思います。

1の「過去と訣別する」でも書きましたが、

時間を忘れて熱中できること。

タイミングよく何かが始まることもあり得るのですが、

挫折したときこそココロが内向きなので、

そこをちょっと意識して、自分から「何かを始める」のです。

 

トラウマになったことと全く違うジャンルのことでもいいですし、

必ずしも全く違う「新しいこと」である必要もありません。

ただ、トラウマになったことと同じジャンル、

いまある何かを見直す、取り組み直すというのなら、

それは、全く違った視点から新たに始めないといけません。

(大失恋をしたあとに、趣味に没頭するのもいいですし、

次の恋愛を始める方法もいいと思うのです)

 

『はじまりのうた』という映画があります。

音楽の夢と恋に破れた若い女性と、

音楽レーベルを立ち上げた過去にすがる中年男性が、

音楽という夢に向け、今までと違った方法で「始める」ことで、

それぞれが、いまある何かに気づく、取り組み直す、そんな内容でした。

 

何を始めるか。

それこそ、私は、人生の後半を考え、大袈裟に構え、

結果、何もせず、過去に浸っている時間が長かったのですが、

とりあえず、いま、何かしら、何でもいいから始めるべきだと思います。

考えるより、動くこと。

「何かを始めて」はじめて、「時が解決する」も真理になるのです。