「いま」の「私」に必要なものだけ残して、モノを捨てよう

やましたひでこさんの『断捨離』という考え方は、
ココロとカラダ、特にココロに直接的に効く数少ない、
そしてすべてに応用できる最強の方法だと思います。
要は、必要ないものを捨てる、使わないものを手放す、

身の周りを徹底的にキレイにし、モノへの執着を捨てることで、

ココロもスッキリするという、そんな生き方の提案です。

とにかく、思い切って、周囲のモノを捨てましょう。
まずは衣類、本や雑誌、化粧品や雑貨、冷蔵庫や棚の中‥、
どんどん、迷わず捨てましょう。
といっても、実際にやってみると、これが案外難しいのです。
例えば、衣類。
「まだ着れる」「こんなの持ってたんだ」「姪にあげようかな」
仕分けに時間がかかって、10枚のうち1、2枚しか捨てられない。
これは、「断捨離」とは言いません。
どんどん増えていく衣類
どんどん増えていく衣類

常に「いま」と「私」を考えて、それ以外は思い切る

常に考えるのは「いま」必要か、「私」に必要か、その2点です。
今シーズン(今年の夏、あるいは今年の冬)1回も着なかった服は、
「いま」の「私」に必要ではないのです。
「昔」の懐かしい服も「いま」の「私」に必要ではありません。
とっておけば「将来」何かの機会に着れるかもしれない服も、
「誰か」にあげれば喜ばれるかもしれない服も、
全て思い切って捨てましょう。
私がよくやるのは、「この10枚から1枚だけ必要なものを残す」
「この中から10枚捨てる」とゲームのように考えることです。

「昔」感銘を受けた本、大好きだった雑誌もなかなか捨てられません。
でも、その本をまた読むことが今後の人生で何回あるでしょう。
「そのときは、また買おう」と考え、1度、思い切って捨てましょう。
あくまで、「いま」の「私」が必要なものだけ残すのです。
化粧品も同じです。
数年に1回使うか使わないアイシャドウや口紅やマニュキュア、
もらったまま使っていないアロマや雑貨類、
部屋を見回し、とにかく、「いま」の「私」に必要なもの以外、
思い切って、勇気をもって、捨てましょう。

今日は徹底的に洋服を捨てる。
明日は徹底的に本と雑誌を捨てる。
こうして一巡すると、まだまだ捨てられるものが見えてくるので、
期間を決めて何度か捨てる作業を繰り返します。

それでも迷うモノ、捨てがたいモノ、思い切れないモノ、
そういうものは、いったん「保留袋」に入れておいて、
しばらく考えてみるのもいいかもしれません。
(でもきっと捨ててもいいモノです)
いまの私に必要な本だけ残す
いまの私に必要な本だけ残す

モノを徹底的に捨てると、ココロも確かに軽くなる

ちょっとした片づけではなく、徹底した断捨離をしていくと、
一番気持ちがいいのは「捨てる」と決めた瞬間です。
捨てられない理由をあれこれ思っていても、
「えいっ」「いいやっ」と思い切った瞬間、すごくいい気分。
積み重なったモノに停滞していた“気”が一気に流れ出す、
それと同時に気持ちもストンとラクになる。

思い切るって、文字どおり、思いを切ることで、

モノをひとつ「えいっ」と捨てるごとに、
人間関係の悩みやしがらみもひとつ「いいやっ」と捨てられる。
少し大袈裟かもしれませんが、そんな感じです。

その繰り返しで、モノもココロもどんどんスッキリしていきます。


そして、がらんと空いたクローゼットや棚を見ていると、
「このスペースに、ココカラ、「いま」の「私」が始まる」
と思えてきます。
空いたスペースと同じように、ココロにも余裕ができて、
新しい私が始められる自信が沸いてきます。
「いま」の「私」に本当に必要なものが見えてくるのです。

私の両親は何でもかんでも「もったいない」としまいこみます。
遺品整理の話などを聞いても、お年寄りほど「捨てる」ことが、
苦手になるのではないかと思います。
年を重ねるごとに、思い出や捨てられないものが増えるのは当然。
ただ、いつのまにか重くなってしまった荷物を背負ったまま、

歩きにくくなっているとしたら、1度、徹底的に棚卸しをして、

もう一度、若いころのように身軽になってみませんか。
身の周りのものが、例えばスーツケース1つぐらいに収まって、
いつでもどこへでも旅立てる状態が私の理想です。

「思い切る」「捨てる」「必要なものだけ」の繰り返しで、
少々荒治療のように聞こえるかもしれませんが、
確かにココロに効く方法として、自信を持ってオススメします。
スペースがココロの余裕に
スペースがココロの余裕に