ヨガ?ストレッチ? ジャンルはともかく、魔法のポーズ、3つだけ!

カラダにいいエクササイズを突き詰めていくと、
多くの人がヨガやピラティスに行き着くようです。
ヨガは種類も多く、呼吸も大切で、また、
ほんの数センチ手の位置、足の位置が違うだけで、
まるで効果が変わってきてしまうので、
少しでも興味がある人は、本当は初心者ほど、
パーソナル、あるいは少人数で習うことをオススメします。
最初に大人数のスタジオヨガなどに入り、
無理な姿勢で頑張っている人を見ると、
ヨガの良さを実感する前にやめちゃうのかな、
せっかく時間をかけるのにもったいないなあと思います。

ここでは、運動嫌いな人のために、ヨガのポーズをアレンジし、
カラダ全体に効いて姿勢をよくするオリジナルポーズ、
「3つの魔法のポーズ」を紹介します。
実はこれ、スタイルのいい女優さんやカリスマモデルたちに、
絶大な支持を受けている某パーソナルトレーナーに、
取材のときに聞いたものなのです。
「これだけやっておけばいい」「これだけでゼンゼン違う」
そんな都合のいいポーズないですよね、と聞いたら、
ありますよ、「3つの魔法のポーズ」を教えてあげましょう、
とその場で指導してくれました。

3つの魔法のポーズ、1ポーズ1分、左右合わせて全部で5分!

3つのポーズは、頭の先から内股を通ってつま先まで、
まっすぐなカラダの軸を確認しブレを修正するもの。
たくさんのポーズをこなさなくても、同じ3つのポーズを、
毎日少しずつ稼働域を広げ、その変化を意識しながら、
丁寧にやるほうがずっと効果が高いということでした。

1ポーズ、大体1分が目安です。
1と3は、左右それぞれ1分ずつ。

チェックポイントを読みながら注意深くポーズをとり、

その状態をキープ、あるいはゆっくりバウンドします。

寝る前に鏡の前で毎日5分、気持ちよーくカラダを伸ばし、

カラダの軸を正しい位置に戻し、明日に備えましょう。
きちんとやると、翌日筋肉痛になるぐらい効くポーズです。



1前に足を投げ出して座る。
2左脚のひざを曲げ、右脚のひざあたりの外側にかける。
3伸ばした右足は、かかとをぐぅーっと押し出し、つま先を手前に引く。
4上体は床と垂直、骨盤が後ろに倒れないよう、背筋を伸ばし、
  左にゆっくりと捻り、右手を左太ももの外側に添える。
5左手は、右足のかかとから骨盤の中心を通した1本のライン上に置く。
6視線もこのラインの先、左手の指の方向、少し先を見る。
  常にこのラインを意識して、自然な呼吸をしながら1分間キープ。
7左右を入れ替えて同じポーズで1分間





1足の裏全体で、床をガッツリと捉え、少しずつ開脚していく。
2胸の下に垂直に両腕をついて支えるが、腕には重心をかけない。
  足の裏、かかととふくらはぎの内側でカラダの重心を受け止める。
3脚の外側に重心が逃げない、内側でふんばれるギリギリまで開脚し、
 その位置が決まったら、自然な呼吸をしながら、1分間キープ。
 お尻から脚の裏側、内側、背中までビリビリ効いてくるはず。



1左足を前、右足を後ろに開き、カラダをゆっくりと沈めていく。
  骨盤は正面を向けたまま、左脚のひざが90度に曲がる位置、
  そのひざがかかとの真上に来るようにポーズをチェックする。
2右脚は太ももの裏を気持ちよく伸ばし、ひざ下の骨で支える。
 上体の重心は股関節で受け止める意識で。
3骨盤が倒れないよう背筋を伸ばし、左腕を真横、右腕を真上、
 鎖骨からぐぅーっと離す意識で、両手のひらが後ろを向くように、
 捻り伸ばす。
4ポーズが決まったら、自然な呼吸に合わせて、下腹部を使って、
  ゆっくり上下にバウンドさせる。1分間。
5左右を入れ替えて同じポーズで1分間。