シャンプーをやめたら、髪にツヤとハリが戻ってきた!

「「抜く」スキンケア」で紹介した宇津木龍一先生に、
『シャンプーをやめると、髪が増える』という本があります。
髪を増やしたいと思っているわけではないのですが、
周囲のオシャレな女性たちに限って次々と、
脱シャンプー宣言をし始めたのがきっかけで読みました。
調べてみると、薄毛に悩む男性にも、芸能界にも実践者が多く、
ますます挑戦してみようという気になりました。

本の内容を紹介します。

髪の悩みはシャンプーが原因
髪の悩みはシャンプーが原因

有害なシャンプーをやめ、ぬるま水で洗うだけ

シャンプーには有害な化学物質が含まれており、
頭皮の10万個もの毛穴から入り込み(経皮毒といいます)、
水分蒸散、アミノ酸溶出、有核細胞率が上がり、
角質バリア機能が弱まり、毛髪が痛めつけられている。
シャンプーをやめることで、頭皮の新陳代謝が取り戻され、
髪が増え、コシやハリも出て、薄毛、抜け毛、加齢臭なども解決する。

具体的な方法は、34〜35度のぬるま水で、
指の腹で頭皮を軽くなでるように洗うだけ。
リンス、トリートメントなどもいっさい使わず、
よくタオルドライし、必要ならドライヤーを短時間でかける。
シャンプー前も普段もブラッシングを念入りにする。
ブラシは動物の毛のものが望ましい。
1日1回、洗髪して、この方法が定着すれば、
次は2日に1回、3日に1回と洗う回数を減らしていける。

この方法を始めたころは、とにかくベタつく。

かゆみ、ニオイ、ふけなどが気になる人もいる。
これは、洗浄力の強いシャンプーを長年使ってきたため、
皮脂腺が異常に発達して皮脂を過剰に分泌するからで、
3週間もすれば皮脂の分泌量が少なくなり始め、
4〜5か月もすれば収まる。

ベタつき時期を乗り越えるため、
シャンプーの量を徐々に減らす方法、
シャンプーの回数を2回に1回、3回に1回とする方法、
シャンプーの代わりに純せっけんを、
リンスの代わりにクエン酸を使う方法などがある。

脱シャンプー体験、私の場合

私は一気にシャンプーをやめたのですが、
最初のベタつきは、想像以上にスゴいものでした。
洗っていても髪がベトベトでゴワゴワ。
手はワセリンを塗ったように水を弾きます。
洗った感がないので洗い終わりがわかりません。
乾かしても髪がベトついて、スタイリングが決まりません。
それでも、3週間ぐらいで少しずつマシになり、
3か月で気にならなくなりました。

人と近づくたびに、臭ったらどうしようと不安でしたが、
私は、シャネルのヘアミストで香りをつけたり、
まとめ髪にしたり、帽子をかぶったりしていました。
トリートメントオイルやスタイリング剤もいっさい使わないので、
脱シャンプーに成功したあとは、毛先の乾燥が気になりましたが、
それも、ブラッシングをすることで、自然の皮脂が毛先に届き、
いつのまにか、ハリもコシもあるつややかな髪になりつつあります。
そして、シャンプーもトリートメントもしない、
ドライヤーも数分、スタイリングもしない、
ただただ、ものすごーくラクになりました。

脱シャンプーを数年続けると髪が増えたことを実感するそうですが、
今しばらく続けて変化を見てみようと思っています。
 
 
(というわけで、次回は「ボディソープをやめる」です)