白米 < 玄米 < 発芽玄米 < 酵素玄米(寝かせ玄米)
テレビ番組で木村拓哉さんが、
「食べ始めてから風邪をひかなくなった」と絶賛し、
石原さとみさんも「甘くて美味しいから主食にしている」と紹介し、
2013年ごろから芸能界の口コミで一気に注目された酵素玄米。
玄米を小豆と一緒に少量の塩で炊いたものを、
数日寝かせて発酵させながら食べるので、寝かせ玄米とも呼ばれています。
そもそも、糠(ぬか)や胚芽(はいが)を取り除き精米した白米より、
玄米がカラダに良いとされるのは、
ビタミン、ミネラル、食物繊維など栄養バランスが理想的な食物だからです。
ところが、玄米は白米に比べ、炊くのに手間がかかり、
パサパサして食べづらい。
消化が悪いので、玄米の栄養バランスをきちんと吸収するには、
よく噛んで食べないといけない。
そのため、柔らかく炊く工夫が重ねられ、
最近ではほとんどの炊飯器で玄米モードが付いています。
発芽玄米モードが付いているものもあります。
発芽玄米は、玄米をぬるま湯に浸し発芽させたものですが、
発芽時の酵素が栄養分を高め、甘みや旨みも増してくれます。
赤く甘い酵素玄米、オススメの理由
しかし、こうした玄米や発芽玄米をイメージしている人にとって、
酵素玄米はまるで別物です。
見た目は赤く、お赤飯のようで、
小豆の味が強いのか甘い栗のようなトウモロコシのような旨みがあります。
炊きたては香ばしく、もちもちっと口当たりがよく、
1日め、2日め、3日めと熟成が進むに従って、
どんどん色が濃くなり、甘みが増し、旨みが凝縮されてきます。
熟成させるといっても炊飯器に入れたまま、
1日1回、かき混ぜて空気に触れさせるだけなので、
白米や玄米ごはんを冷凍保存する手間と比べてもずっとラクです。
酵素玄米を紹介するサイトには、
ダイエット、メタボ予防、血圧の上昇を抑える、便秘解消、美肌、
免疫力アップ、体質改善、老化予防など、ありとあらゆる効果が並びます。
酵素、しかも命の源とまで言われる玄米の酵素を、
最大限に生かした食べ方なので、これらの効果はもちろん納得なのですが、
酵素玄米はあくまで毎日の食事。
「美味しい」というのが一番のポイントだと思います。
美味しい、消化にいい、栄養豊富‥結果、健康にいいということで、
毎日の主食にオススメなのです。
体調も良くなる、究極の発芽酵素玄米!
私は、玄米を温度管理して発芽させてみたり、圧力鍋を使ったり紆余曲折の末、
続けるためには手軽さが一番と、「ふじ酵素玄米キッチン」 の、
玄米に混ぜるだけのキット「酵素玄米プラス」
(小豆、黒米、酵素、自然塩がセットになっている)に行き着きました。
炊飯器は家族の白米用とは別に、酵素玄米専用に使っています。
別に購入している玄米に「酵素玄米プラス」の小豆、黒米を混ぜて磨ぎ、
酵素、自然塩を加えてかき混ぜ、炊飯ボタンを押すだけ。
5時間〜9時間後で予約を設定すれば、さらに発芽もしてくれるので、
玄米のパワーを丸ごと引き出した、究極の“発芽”酵素玄米になります。
酵素玄米を熟成させるのも簡単。
炊飯器の保温温度(73℃か74℃)を、いったん設定してしまえば、
あとは1日1回、だいたい食べるときに炊飯器を開け、
しゃもじでかき混ぜるだけで、勝手に熟成が進みます。
人によっては3日目から食べるとか、1か月も置いておくそうですが、
私は炊きたても大好きで、せいぜい1週間ぐらいで食べ切ります。
小腹が空いたときや夜食など、いつでも食べられるのがうれしいです。
私は、3食3度、酵素玄米にしているわけではなく、
白米やパンも普通に食べますが、それでも酵素玄米を取り入れてから、
明らかに腸内環境が良くなり、エネルギーが上がってきています。