【女の後半、気になることあれこれ】
「女の午後から黄昏は長い」と意識し始めたのは45歳のときでした。
ガクンと体力が落ちて、加齢現象が急に気になり出して。
アンチエイジング、美魔女という言葉には抵抗がありますが、
やはり、いつまでも若々しいココロとカラダでいたいものです。
ブログ形式で老化の「いま」を綴ります。
2016年
4月
21日
木
なんでも70点主義!
ココカラノートで取り上げているような日々の行いは、
すべて、70点主義でやるといいと思います。
いつも70点から80点をうろちょろしていて、
たまに調子がいいと85点になるような、そんな感じ。
60点台になったら、慌てて頑張って、すぐに70点に戻せばいい。
例えば、日々ストレッチをしてカラダを整えることを考えてみると、
100点満点の柔軟なカラダを作ることはとても難しい。
不調でカラダがボロボロだった人が整体に取り組み始めると、
どんどん調子が良くなり、気持ちも上がります。
40点で落第だった人が60点、70点までは、
くいっくいっと意外と簡単に上がるのです。
ところが、80点を超え、90点近くなると、1点を上げるのが一苦労。
必死で努力して90点のカラダになったとしても、
今度はそれをキープするのに、ストレスを感じてしまいます。
生活を楽しむためにカラダを整えるのに、
カラダを整えることがノルマになっては本末転倒です。
歯を磨くことを考えると、もっとよくわかります。
100点満点の綺麗な口腔内を考えると、
何か少しでも食べるたびに歯磨きをしなければならないし、
そう考えると食べることも億劫になる。
歯磨き自体も100点満点を目指すと30分かかることになります。
それよりは、70点でいいから、毎日続けること。
たまに、サボって雑に磨いたら、翌日にその分丁寧に磨く。
70点から80点でいいやと思えば気も楽で、
それが逆に健康な歯を保つ秘訣だったりします。
歯磨きも、自分でしかできない自分だけの日々の行いです。
最初は親に習い、ことあるごとに歯医者さんで修正し、
しかも自分の歯の形に合わせて技術を徐々に習得します。
電動歯ブラシを試したり、歯磨きを変えてみたり、
糸ようじに凝ってみたり、1日1回という人もいるかもしれません。
試行錯誤しながら自分だけの方法、自分に効く方法を見つけます。
そして、70点から80点でいいから、毎日続けます。
死ぬまで、生きている限り続けます。
ココカラノートで取り上げているような日々の行いも、
みんなにベストという決まったマニュアルがあるわけではなく、
ここに書かれていることをヒントに、自分なりに取り入れる。
自分でしかできない自分だけの日々の行いです。
そして、「やった」「できた」「おしまい」ではなく、
試行錯誤しながら、死ぬまで、生きている限り続けます。
2016年
3月
19日
土
年寄りの冷や水
私の母は81歳になりますが、週に一度、テニスに通っています。
昔からテニスが何より好きで(やらない時期も長かったですが)、
今も「会心のフォアハンドが打てること」を目標に、
「それができたらやめる」と言いながら続けています。
通っているのは、テニススクールのシルバークラスですが、
先日、それとは別に単発の30分個人レッスンを申し込んできました。
家ではフェデラーや錦織の試合を繰り返し見ているし、
本当に、どこまで熱心なんだろうと驚かされますが、
私は心の底でとてもうれしく思っています。
昨年は座骨神経症で動けなかった時期もあるので、
こうして元気に動けるだけで感謝の気持ちでいっぱいです。
「その年で今さらなんのために」と、
冷ややかに思う人もいるかもしれませんが、
私には励みであり、秘かな誇りでもあるのです。
個人レッスンを終えた母と話をしました。
担当は初めての男性コーチで、極端に冷たかったと言うのです。
母が最初に「80代です」と自己紹介をしたこともあり、
年寄りをどう扱っていいのか、どこまで走らせていいのか、
恐る恐る、迷い迷い、困惑を隠せない様子で、
技術的なことも、最後まで教えてくれなかった、と。
時間が来ると逃げるように帰ってしまったそうです。
その先生の気持ちもわかるような気がします。
中高生や若い主婦層に教えることには慣れていても、
母の歳でテニスをする人、しかも個人レッスンまでする人は、
今まではいなかったので戸惑ったのでしょう。
母には明確な目標や具体的な悩みや質問があったのに、
「こんなおばあちゃんに教えたってしょうがない」
「怪我でもされたら、たまらん」と思ったのかもしれません。
私が信頼する整体の先生は、
「なんでも好きなことをやりなさい」と言います。
年寄りだからこういう運動がいい、これはしちゃいけない、
というようなことは決して言いたくないそうです。
好きなことをするために体を整える、
体を整えて好きなことをするのが人生だ、と。
私も激しく同意します。
極端な話、年寄りでなくても、スポーツに怪我はつきもので、
家から一歩出れば交通事故など何かしらのリスクは発生します。
だからずっと家にいるのか、好きなことをしないのか、という話。
私たちは、健康長寿のために生きるのではなく、
好きなことをするために生きるのであり、それが幸せだと思う。
そして、社会は、
そういう個々の幸せを優しく応援する空気であってほしい。
それには、一人一人の意識が、変わること。
テニスの個人レッスンの先生ではなく、整体の先生のように、
一人一人の意識が変わることで、社会も変わると思います。
すべての人が自分の責任で自分の人生を生きられる、
お互いにそれを尊重しあう社会にしていきましょう。
2016年
2月
12日
金
引き寄せの法則
実践して自信が持てるようになったら、
「引き寄せの法則」の記事をアップしようと思います。
「引き寄せの法則」って、よく聞くけれど、なんなんだろう、
関連図書もたくさんあるけれど、誰か特定の人の理論なのかな。
強く願えば願ったものを引き寄せる、ということでしょう?
それは確かにそういう側面はあるだろうけれど、
願ったってどうにもならないことのほうが多いよね。
実は、私自身、それぐらいの認識でした。
「引き寄せの法則」は、誰か特定の人の理論ではなく、
大昔から知っている人は知っている、宇宙の基本原理です。
ニュートン、エジソン、アインシュタイン、マザーテレサ、
有名な発明家や哲学者らが、こぞって言及しています。
彼らの言葉を読むと、「それはそうだよなあ、
(波長の同じ者同士が引き寄せあうという)
「引き寄せの法則」は確かにあるだろうなあと思います。
「引き寄せの法則」を知る教科書的な本としては、
『引き寄せの法則〜エイブラハムとの対話』(エスター&ジェリー・ヒックス)と
『ザ・シークレット』(ロンダ・バーン)の2冊が挙げられます。
どちらもアメリカのいわゆるニューエイジと呼ばれる人たちなので、
私には少し違和感もあります。
「小切手を手に入れてお金持ちになれる」「憧れの車が手に入る」
「有名になれる」「出世して豪華な家を持てる」「不治の病が治る」
そのような文句が並ぶのですが、それはいま私が求めている幸せとは、
少し隔たりがあるような気がするのです。
「引き寄せの法則」の方法は、第一に「願うこと」。
「〜したくない」という否定の形ではなく肯定で具体的に断言する。
次に、その願いを心から「信じること」。
それが叶った自分をリアルに想像し、そのように行動する。
最後に、願いがかなっている兆候を「受け取ること」。
願いが叶ったことに感謝し受け取る。
言ってしまえば、その3ステップなのですが、そのための訓練として、
いろいろな人がいろいろな本を書いたり、セミナーを開いたりしています。
それらを見聞していると、共通する部分もあり、違う部分もあります。
(願いを強く念ずるという人、朝から晩まで何度も願うという人、
一度願いを明確にしたら忘れてしまうという人など願い方もいろいろです)
心、ハート、感情、魂、内なる存在、頭、マインド、思想‥と、
キーワードの定義も違ったりします。
スピリチュアル(精神世界)がベースではあるものの、
心理学や宗教、自己啓発や身体論まで繋がり、混乱してきます。
霊媒にみてもらったり、催眠療法(ヒプノセラピー)を受けたくなります。
「でも、待てよ」と思います。
スピリチュアル、魂の世界といえば、
もともと多くの日本人が持っていた感覚。
アメリカのニューエイジのように煽り驚き頑張らなくても、
もっとラクに安らかに幸せになる「引き寄せの法則」が、
私たち日本人こそできるのではないかしら。
そんなふうに考えている今日このごろです。
2016年
1月
30日
土
挫折から立ち直る方法
「挫折から立ち直る方法」をアップしました。
記事のトップにも書きましたが、
なんていうことのない、超ありふれた内容です。
実は、1年以上前に、項目は作っておきながら、
文章は書きかけたまま、なかなかアップできずにいた記事です。
そもそも、このサイトは、人生のどん底にいるときに立ち上げ、
「もっと良い方法があるんじゃないか」
「もっと具体的なステップはないのか」と、
ずっと、いろいろ本を読んだり、調べたりしていました。
「起きたら、ガラッと、新しい私、新しい世界に変わっていて、
次々と素敵なことが起こり、めちゃくちゃハッピー!」
なんていうことは、残念ながらないです。
「引き寄せの法則」も信じる部分はありますが、
じゃあ「私は一生ハタチのまま」という願いが叶うのかというと、
そんなことは聞いたことがありません。
ちっとも願いが叶わない、なかなか思うようにならない人生だけど、
嫌なこと、辛いことを頭から振り払いながら、
できるだけ健康に日々を過ごしていると、
たま〜〜〜に、ごくたま〜〜〜に、ぴょこっと良いことが起こる。
人生って、そんなものかもしれません。
2016年
1月
16日
土
歪みのない美しいカラダに
信頼するパーソナルトレーナーの言葉には、
いちいち納得させられます。
「45歳になってガクンと体力が落ちた」とか、
「五十肩が完治しないのは仕方ないですかね」とか言うと、
「年齢は関係ない」と断言します。
その部分(肩なら肩)を使わなくなって、使っていないから、
カラダが使わなくていいものだと判断し動かなくなっただけ。
いつも使っていれば、そのように調整するし、
何歳になっても使うようにすれば再び動くようになるのが、
カラダのスゴいところなのだとか。
五十肩の名残のように腕に感じる違和感と頭痛、肩凝りは、
私の場合(多くの人がそうだそうですが)腰の歪みから来ていて、
腰、体幹(脇腹)、脇、肩、首と固まりきっているとのこと。
ときどき膝が痛むのもすべて元凶は腰の歪みだという見立てで、
徹底的にほぐしてもらいました。
もっとひどくなると、聴力が落ちたり、食欲がなくなったり、
日常的にも、いろいろな不調が出るみたいです。
ペットボトルを一カ所くいっと押すと、
その部分だけが凹みますが、
空き缶を一カ所くいっと押すと缶全体が変形してしまう、
そんなイメージだとか。
腰が歪んで左右バランスの悪いままトレーニングしても、
どこかに無理が来て筋肉が固まり痛みにつながる。
逆に、歪みのない美しいカラダに調整できていれば、
日常が快適になり、ダイエットもウォーキングも効果倍増。
(正しいウォーキングポーズを意識して覚えるよりも、
歪みのないカラダであれば、自然と正しいウォーキングになる)
ということで、今年はまず、歪みのない美しいカラダを目指します。
2016年
1月
01日
金
自分を見つめる年
インドに人生を4つに分ける考えかたがあるそうです。
まず、学業期。
勉強して自分を探求する時間です。
次に、婚生期。
結婚生活をして人生や社会を学びます。
そして、林生期。
森に住んで瞑想をし自分を見つめます。
最後に、遊行期。
自由な人になってあちこち行脚します。
この考えかた、ストンと腑に落ちました。
結婚して育児に追われているうちはとても余裕がありませんが、
50歳ぐらいになると、子供も独立し、自分に立ち返ります。
そこで立ち止まって自分を見つめてこそ、
学業期も婚生期も決してムダではないのです。
自分を見つめて最後は自由になって意のままに生きる。
なるほどなぁーと思います。
このブログでは、人生の後半をどう生きるか模索していますが、
今こそ、自分を見つめ、自由な遊行期に向けて準備をする時間ですね。
今年は、意識して、自分を見つめてみようと思います。
そのための瞑想も自分なりに始めてみるつもりです。
2016年、今年もどうぞよろしくお願いします。
2015年
12月
17日
木
聴力の衰え
老眼に比べ聴力の衰えは気づきにくいのですが、
やはり確実に迫ってきているのを感じます。
私の両親は80代ですが、
父は70歳ぐらいから、母は最近になって、
とにかく聴こえなくなりました。
トンチンカンな聴き間違えがおかしくて、
最初はメモをしていたのですが、
問題はそこではないのです。
第一に、音量自体が聴こえなくなること。
例えば玄関から「ただいま〜」と叫んでも、
以前は聴こえたものが今は聴こえない。
歩いていて後ろから車が来ても聴こえないのは、
とても危険なことだと思います。
第二に、会話のところどころが聴こえないこと。
聴き取れる単語はあっても、聴き逃すところも多く、
最も恐ろしいのは、その自覚が低いことです。
同じテレビを見ていても聴き取れないために、
「え!?」と思うような理解をしています。
第三に、これは視力の低下にもいえることですが、
聴いたことが脳に行くまで時間がかかること。
会話をしていて、明らかに反応が遅くなっています。
5秒、ひどいときは、30秒ぐらいしてから、
「ああ、あのことね」と意味を理解します。
両親と会話をしていると、
言いたいことがなかなか通じなかったり、
あまりにズレた内容が戻ってきたりで、
つい面倒になってしまいます。
でも、それが50歳の私にも始まっているのです。
例えば、パーティのような集まりや、
居酒屋のような騒がしいところで、
友達の声が聴き取れず、聴き返すのも面倒で、
曖昧ににごした返事をしてしまうことがあります。
「〜〜〜だねぇ」と言われたら、
「うん」とも「ううん」とも取れるような笑いを浮かべて、
相手に妙な顔をされます。
あとになって、「あ、〜〜〜と言われたんだ」と、
つじつまがあったりします。
レストランやスーパーなど公共の場所での会話は、
パターンが決まっていることも多く、
よく聴こえなくても、そのつもりで返事をしてしまいます。
レストランで食事の最中に店員さんが笑顔で話しかけてきたら、
「お飲物のおかわりはいかがですか」と思い、
「まだ結構です」と手を振ると、怪訝な顔をされます。
あ、「メインのお食事はいかがですか」と言われたんだと気づき、
慌てて「美味しいです」と答え直したりします。
曖昧な返事はしない。集中して人の話を聴く。
聴力の衰えにも意識的に抵抗していかないと!と思っています。
2015年
12月
07日
月
読書の年頃
電車の中で本を読む人、
最近はほとんど見かけませんよね。
中高老年も含めほとんどがスマホを見ています。
かくいう私もメールやニュースをチェックしたり、
電子書籍ですらスマホで読んでいます。
活字離れ、紙離れが進んでいるわけですが、
私が本を読まなくなったのは他にも理由があると、
先日、はっと気づきました。
たまたま買ったばかりの文庫本を読もうと開いたら、
老眼で文字が見にくく、思わず、
親指と人差し指で拡大(ピンチアウト)したくなりました。
まだ老眼鏡なしで読むことは読めるのですが、
かすみなども含め、若い頃より明らかに読みづらい。
暗いところでは、なおさら読みづらく、
読むことが無意識の行為ではなく、
ちょっと意識して頑張って読まないといけないのです。
「読める」か「読めない」かといえば「読める」けれども、
「読みづらい」から「読まない」「読みたくない」。
本を読むこと自体が面倒になっている。
老眼鏡を出したりしまったりしなければならないとしたら、
読書がもっと億劫になるでしょう。
老眼というのはこういうことなのだと痛感しました。
活字なら次から次に意識せず何でも読んでいた頃、
それがどれだけありがたいことか知っていれば、
もっともっと、読書をしておいたのにと思います。
せめて、いまのうちに、せいぜい読書に励まなくては。
2015年
11月
21日
土
人気記事1位「年に1度の3日断食」
そして、ココカラノート人気記事1位は、
でしたー!!
パチパチパチ!!!
私は数年前に初めて断食を体験し、
気づいたら周囲に定期的な断食体験者がこんなにもいたことを知り、
それから、断食の科学的な根拠などを調べるうちに、
ココロとカラダにいいことの筆頭に挙げられると思うに至りました。
「初めての断食、私の場合」に体験談を書いています。
最近では、年に1度の「3日断食」以外に、
飲みが続いてカラダが重いなと感じたときに、
1日断食、半日断食をしてみたり、
(単に1食抜くだけですから簡単です)
空腹を楽しむ空腹健康法や理想の食事は「素材食」を取り入れることで、
少しぐらい食生活が乱れてもわりとすぐにリセットできています。
さて、改めて年間人気記事ランキングは以下のとおりです。
これからも、ココカラノート.com、よろしくお願いします。
2014.9〜2015.8で集計した人気記事
1位 年に1度の「3日断食」
2位 発芽酵素玄米のススメ
3位 シャンプーをやめる
4位 ボディソープをやめる
5位 「断捨離」は最高の方法
6位 「抜く」スキンケア
7位 月に1度の「山歩き」
8位 日常ウォーキング
9位 朝1時間の早起きを
10位 「私ノート」を作る
2015年
11月
05日
木
人気記事2位「発芽酵素玄米のススメ」
人気記事2位は、
でした。
記事にも書いたように、
「キムタクがやってるんだってー」
というミーハーな気持ちで始めた酵素玄米ですが、
今では日常的にすっかり定着しています。
何しろ、炊飯器にゴハンを入れっぱなしでいいのですから、
夜遅くに自炊する人、独身の人にはありがたい限りです。
そして、キムタク同様、気づいてみると、
酵素玄米を始めて以来、風邪をひいていないんですよね。
とはいえ、今は、新米の季節。
ここ数回、ほっかほかの白いゴハンを楽しんでいます。
玄米も新米ですが酵素玄米にすると、
新米らしい味わいはそれほど満喫できないんですよね。
ココロとカラダに効くのは、
ココロとカラダが求めることに従うこと。
食事も無理しないのが一番だと思っています。
2014.9〜2015.8で集計した人気記事
2位 発芽酵素玄米のススメ
3位 シャンプーをやめる
4位 ボディソープをやめる
5位 「断捨離」は最高の方法
6位 「抜く」スキンケア
7位 月に1度の「山歩き」
8位 日常ウォーキング
9位 朝1時間の早起きを
10位 「私ノート」を作る
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