ロングからショートヘアにばっさり、髪を切る

昔から「失恋をすると髪を切る」と言われていますが、
実はとても理にかなっているのです。
ココカラ書店でも紹介した『綺麗なひとは、やめている。』によると、
中医学的に、髪は「血余」で、

ロングヘアの毛先まで栄養を行き渡らせるのは難しく、

毛先には悪い気が溜まりやすいと言われているのだそうです。
ばっさり髪を切ることで悪い気を断ち切りましょう。
実際やってみると、想像以上に、ココロに効く方法でもあります。
執着していた髪があっさりなくなり、でも新しい自分がいる、
「なーんだ、こんな簡単なことだったの」と思います。

「シャンプーをやめる」で書きましたが、
シャンプーやヘアケア剤、スタイリング剤をいっさいやめると、
3か月ぐらいで明らかに健康なツヤとハリのある髪が戻ってきます。
髪を一度バッサリ切り、食生活や生活習慣にも気を遣い、
毛先まで栄養の行き届いた美しい髪をまた1日1日伸ばす、
その過程はとても楽しみで、自分らしくいられる気がします。
長年ロングの人は、思い切って短くしてみてください。
ミディアム、ショートの人も、さらに髪を切り、
また髪型をがらっと変えることで、同じ効果があります。
ロングからショートに思い切って!
ロングからショートに思い切って!

髪を切ってオシャレを楽しむ

髪を切るのは決して「ざんげ」のような気持ちではいけません。
あくまで、今の私を変えて、新しい私を発見し、
「いま、ここ」の私自身を謳歌するためです。
だいたい、オシャレな人にはショートカットが多いものです。
ロングに比べ、マメにサロンに行かなくてはいけませんが、
その行為自体、オシャレな人の大事な要素だと思います。
髪を切ってオシャレを楽しむために、3つのアイデアです。

1、有名サロン、カリスマ美容師にカットしてもらう
ばっさり髪を切るのは、それなりの勇気がいることです。
その不安を解消するためにも、カットしたあとの自信のためにも、
いつもと違う有名サロン、カリスマ美容師にカットしてもらいましょう。
いつもと違う客観的な視点から、たぶん自分でも気づかなかった魅力を、
引き出してくれると思います。
そして、「髪、切ったの?」「思いきったねー」と聞かれて、
「◯◯サロンの◯◯さんにカットしてもらったの」と答えるとき、
ちょっと誇らしげな自分がいます。
実際に聞かれなくても、その気持ちが自信になります。
サロンや美容師のブランド力、こんなふうに利用するのはいいですよね。

2、ヘアアレンジのかわりに帽子を使う
ショートヘアになると、ロングに比べ、アレンジの幅は狭まります。
スタイリング剤を使わないとなると、髪の質感を変えるのも難しい。
そんなとき、ぜひ、帽子に挑戦してもらいたいと思います。
帽子も上手に着こなす人と習慣のない人に分かれるアイテムですが、
『CA4LA(かしら)』など専門店で試着し、かぶり方を教えてもらい、
コーディネートの選択肢に加えると、ショートヘアの良さが倍増します。
帽子はショートヘアのほうが断然似合いますからね。

3、メイクも変えてみる
髪を切ると印象が変わります。
同じタイミングでメイクも変えてみましょう。
髪とメイクでがらっと変身できるのは女性ならではの特権ですよね。
前髪と眉の関係、アイシャドウの色、アイラインの入れ方、リップの色、
やはりプロの力を借りて、化粧品店で相談したり、教えてもらうのが、
いいと思います。
「やめる習慣、始める習慣」で触れたように、
いつのまにかメイクがワンパターンになっている人も、
「ファンデーションをやめる」で、ポイントメイクだけにしている人も、
新色を取り入れメイクする瞬間は気持ちも上がるものです。
メイクをするときの小さなワクワクも女性ならではの特権ですね。
メイクも新しい色にチャレンジ!
メイクも新しい色にチャレンジ!